PVIPビザ保有者の方へ:パスポート更新に伴うビザ移行(ビザバランス)手続きについて
(2026年1月3日時点の情報に基づく)
PVIPビザの概要
PVIP(Premium Visa Programme/プレミアム・ビザ・プログラム)は、マレーシア政府が2022年に開始した長期滞在制度です。主に高額投資家および一定の資産要件を満たす外国人を対象としており、最長20年間(更新可能)の複数回入国可能なビザが付与されます。
同制度では、家族の帯同が認められており、マレーシア国内での居住、事業活動、就労、就学が可能とされています。
PVIPビザを保有している場合、パスポートの有効期限満了または更新により、ビザ情報が旧パスポートに残った状態となります。そのため、新しいパスポートへビザ情報を移行する手続きが必要となります。
この手続きを一般的に「ビザバランス手続き」または「ビザ移行・延長手続き」と呼びます。
ビザバランス手続きが必要となる理由
パスポート更新後にビザ移行手続きを行わない場合、以下のような問題が生じる可能性があります。
- 旧パスポートに記載されたビザ情報が、実務上無効と判断される可能性がある
- 入国時または滞在中に、移民局や関係機関での確認に時間を要する、または指摘を受ける可能性がある
- 銀行口座に登録されているパスポート番号と実際の番号が一致しなくなることによる事務上の問題
特に銀行口座については、パスポート番号の変更後、一定期間更新手続きを行わない場合、資金管理上の制限が生じる可能性があるため、注意が必要です。
必要書類一覧
移民局へ提出する主な書類は以下のとおりです。書類の一部はビザ代行会社にて準備されます。
- 新旧パスポートの顔写真ページ(バイオデータページ)のコピーおよび原本 各1冊
※原本は確認後に返却されます - PVIPビザのコピー(ビザスタンプまたは承認ページ)1枚
- Approval Letter(承認レター)のコピー 1枚
- パスポート用写真 1枚
(カラー、背景:青、サイズ:3.5cm × 5.0cm) - IM12フォーム 1枚(ビザ代行会社にて作成)
- IMM.55フォーム 1枚(ビザ代行会社にて作成)
- 最終入国スタンプのあるページのコピー
- 自動ゲート(無人カウンター)利用の場合:搭乗券および航空券予約票を提出 - 委任状(英文)
※ビザ代行会社にて作成
申請の流れおよび所要日数
一般的な流れは以下のとおりです。
- 1日目:必要書類をビザ代行会社へ提出
- 2日目:ビザ代行会社のスタッフが移民局にて申請手続きを実施
- 3日目:予備日(追加確認・補足対応等が発生した場合)
- 4日目:新パスポートへのビザ移行完了、返却
通常、約4営業日で手続きが完了します。お急ぎの場合は、事前に代行会社へご相談ください。
費用について
政府関連費用
- ビザ費用:RM2,000(1年分)× 残存年数
例:残存期間3年の場合 RM6,000
代行会社申請手数料
- 2名まで:RM2,000 + SST 8%
- 3名:RM2,200 + SST 8%
- 4名以上:RM2,400 + SST 8%
※ビザバランス手続きは、マレーシア政府認可されたビザ代行会社のみが申請可能です。
パスポート更新後の銀行手続きについて(重要)
ビザバランス手続き完了後は、速やかに取引銀行にてパスポート番号の更新を行ってください。
銀行口座はパスポート情報と紐づいて管理されており、長期間情報更新を行わない場合、マレーシア中央銀行の規定に基づき、口座利用に制限がかかる可能性があります。
パスポート更新と同時期に手続きを行うことが望ましいとされています。
銀行同行サポート(希望者のみ)
- サポート料:RM300 + SST 8%(最大2時間)
まとめ
PVIPビザを保有している方にとって、パスポート更新に伴うビザバランス手続きは必須の手続きです。
更新後も円滑にマレーシアでの滞在および各種手続きを行うため、早めの対応を推奨します。
ご不明点や書類準備に関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
※本情報は2026年1月3日時点の内容に基づいています。移民局の規定は変更される可能性があるため、申請前に最新情報をご確認ください。
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