税制特区法人設立 – ①ラブアン島
ラブアン (Labuan) は、マレーシアには13の州と3つの連邦地域がありその連邦直轄領の一つで、サバ州の沖合の南シナに浮かぶ島になります。
島の中心はバンダル・ラブアン (Bandar Labuan) で、マレーシアの首都クアラルンプールやボルネオ島最大の都市コタキナバルと飛行機の国内線やフェリーで結ばれています。シッピングセンター、リゾート施設もあり、ホテルも比較的安く、免税でお酒が安い点が魅力です。1990年マレーシア連邦政府によりオフショア会社法が制定され、ラブアン・オフショア金融サービスセンター (LOFSA) が設立されました。現在マレーシアのオフショア(租税回避地)として東南アジアや中東からの注目を集めているオフショア金融センターの島です。
ラブアン法人設立専門の経験豊富な会社(Company Secretary)と提携して法人設立サポートをいたします。
ラブアン島法人設立サポートについて
外国人投資家のメリット
- 現地人パートナー不要、100%外国人資本で会社設立出来る
- 短期間で会社設立可能
- 貿易会社の場合、税率は3%又は最大RM20,000
- 投資持株会社は無税
- 個人の所得、賞与、フィー等も無税
- GST(消費税)、Sales Tax、Service Taxが無い
- マレーシアリンギ建て口座以外に、米ドル、ユーロ、香港ドル、シンガポールドル、オーストラリアドル等の外国通貨口座でも開設可能
- 株式や債券取引する会社も設立可能
- 最低払い込み資本金(現在:US$80,000)の基準を満たせば、
2年間のビジネスビザ(更新可能)が本人と同伴家族(21歳以下の子供含)に出る - 本人の両親も帯同が可能
- ボルネオ島以外のマレーシアで、どこでも住む事が可能
- ラブアン島法人が所有する証券、不動産等を第三者に譲渡、転売する場合、法人の株式を譲渡することで対応することも可能。その場合は、株の譲渡に関する印紙税もかからず容易に移転可能
注意点(デメリット)
- マレーシア国内の事業をする場合は、マレーシア国内の税制に従う事になり、特に税的なメリットは無い。ラブアン当局への届出も必要
- 会社維持費用が掛かる
- ラブアン島の特殊税制は、日本居住者には適用とならない
- 税制特典を受ける場合は、日本の非居住者に成る必要がある
下記のような企業に適しています
- 国際ビジネス・コンサルタント
- 海外との貿易会社(輸入と輸出共に)
- E-コマース事業会社
- インターネット関連企業
- 海外株式、外為取引のトレーダー
- 銀行
- 保険及び再保険会社
- 事業会社や不動産を所有する持株会社
- 資産運用マネージャー
- リーシング、ファクタリング ビジネス
- 海運業