マレーシア駐車事情

公共の駐車場・商業施設(ショッピングモール、オフィスビル等々含む)等の駐車場

1.駐車場へ入庫

駐車場の入り口にある機械で発券するか、Touch n Goの表記がある場合は、カードをかざす(カード残金が指定の最低残高以上ある場合はOK)、その後ゲートが開き車を中へ進めます。

※最近は、Touch n Goのみしか扱わない駐車場もあります。

2.駐車場から出庫

続いて駐車場から出庫する場合は、日本とは違い、駐車場の出口での支払いができる場所は、Touch n Goを使用して入場した場合以外では、ほとんどないです。

では、どのように駐車料金を支払って駐車場から出庫できるのかと言いますと、施設、ビル内から自分が駐車した場所へ行く前に、AUTOPAYと書いてある機械を探し、駐車場を出る前に必ず清算する必要があります。(清算後は15分以内に退場)。

駐車料金精算の機械を見つけましたら、所定の場所へ駐車券を入れて、表示された駐車料金を支払います。支払いは、現金、クレジットカード(デビッドカード含む)、Touch n Go等での清算が出来ます。

道路に駐車枠がある駐車

通常、平日の決まった時間内では、決められた金額をアプリ、もしくは機械で先払いにて発券される駐車券が必要になります。

 

以上は、マレーシアの一般的な駐車に関する情報ですが、さらに弊社支店があります3都市の駐車に関する情報をご案内しております。各都市名をクリックして頂きますとご覧になれます。是非ご参考にしてみてください。

クアラルンプール

近日公開予定

 

ペナン

 駐車料金に関して 

ナン州では、島と半島側で以前は、スクラッチ式の駐車券を購入し、道路の駐車枠に駐車した際に、車のフロントダッシュボードに、その駐車券を置いて駐車していましたが、2020年一杯で廃止され、現在は、ペナン州独自の駐車サービスアプリ「Penang Smart Parking」をスマートフォンにインストールし、道路の決まった駐車枠へ駐車した際に支払う形式になりました。ペナンで路上駐車される場合には、こちらのアプリは必須になっております。アプリから料金を支払うため、こちらのアプリへ料金をクレジットカードやTouch & Goアプリから料金のトップアップ(チャージ)します。

駐車料金は、平日(月曜日から土曜日)と祝日の朝8時から夕方6時までの時間帯に駐車枠へ駐車した際に、必ず支払うことになっています。

   

    

 

 ペナン島内 
  • 30分;0.40リンギット
  • 60分:0.80リンギット
  • 1日    : 6リンギット

  

   このような黄色線の枠内にはみ出さないように駐車します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 半島側 
  • 60分:0.40リンギット
  • 1日    : 3リンギット
ペナン島と半島側では、支払う際に管轄が別になりますので、アプリ内で島側か半島側かを指定して支払うことになります。(上の写真参照)
バイクは無料になっていますが、指定の白枠か写真のような金属製の枠内に止めることになります。

 駐車違反に関して 

駐車違反については、日本とは違って交通違反による減点はありません。決められた金額を支払うだけになります。駐車違反の取り締まりに関しては、2つの管轄があり、一つは警察で、もう一つはペナン州の行政に属している組織で、ペナン島内はMBPP(Majlis Bandaraya Pulau Pinangの略)、半島側はMBSP(Majlis Bandaraya Seberang Peraiの略)になります。

       

マレーシア警察            ペナン島(MBPP)           半島側(MBSP)

◆警察により駐車違反切符が置かれていた時には、150リンギットが罰金になります。

(1週間以内に罰金の支払いをする場合は、減額してくれて100リンギットになります)

罰金の支払いは、警察署もしくはPOSLaju(郵便局)にて。申請条件

◆MBPP、MBSPにより、駐車違反切符が置かれていた時

1.道路の駐車枠内で駐車料金未納、払った料金の時間が超過した場合は、30リンギット

(1週間以内罰金の支払いをする場合は、半額の15リンギットになります)

2.道路の駐車枠からはみ出している、駐車枠にない場所に駐車していた場合は、50リンギット

(1週間以内罰金の支払いをする場合は、半額の25リンギットになります)

ジョホール

 駐車料金に関して 

ジョホールの市街地域は大きく3つの行政区にわかれています。

  • MBJB(セントラル~Kempas~Permas~Larkinあたりの中心地)
  • MPJBT(Skudai、Iskandar Puteri、Masai、Gelang Patahなど、周辺地域)
  • MPK(Kulai)

           

駐車ルールについて

  • 現在、パーキングチケットはこの3地区共通となっており、どこで買っても相互に使えます。
  • クーポンが必要なエリアには看板が立っています。駐車スペースに黄色の英数字5/6桁くらいのナンバーが振ってあれば、クーポンが必要になります。
  • クーポンが必要なのは土曜日~木曜日(金・祝は不要)の8:00am~6:00pmまでです。

駐車料金:

1時間:RM0.60
30分:RM0.40

1.MBJB Spotアプリ

ダウンロードリンク先(無料):
https://mbjbspot.com/
https://play.google.com/store/apps/details?id=my.com.aimforce.ecoupon.parking

使い方:

  • 車のナンバー等を登録
  • 料金は前払いチャージ制。最低RM20(約520円)から可能です。
  • 駐車場に着いたらアプリを立ち上げ、駐車場所を自動登録(位置情報を使っている)し、駐車時間を選択(30分、1時間、2時間等)すると、残高から利用料金が引き落とされます。

駐車残り時間、時間を延長したい場合は、車まで戻る必要なくアプリから操作可能ですので、非常に楽です!

2.クーポン(駐車券)

クーポンを買って、ダッシュボード上に置いておくこと。2時間停めたい場合は、1時間用のチケットを2枚置くということ。
それぞれ8枚入って1冊RM8で売っています。

     

クーポン券販売店:

  • ガソリンスタンドやコンビニなど
  • パーキングクーポンを販売する店(赤い張り紙が貼ってあり、行政から販売店認可)

(2021年6月10日更新)クーポン券販売店リスト: https://www.mbjb.gov.my/sites/default/files/agen_vendor_10jun2021.pdf