マレー半島の最南端に位置し、海峡を挟んで対岸はシンガポールです。シンガポールとは2本の橋で繋がっており、国境があるとはいえ、シンガポールとは経済的に大変強い繋がりがあります。ジョホールに住みシンガポールで働くマレーシア人は10万人程居るとされています。逆に多くのシンガポーリアンがジョホールに毎日出入りして、シンガポールと比較して物価が半分以下のジョホールで買い物、食事、ゴルフ等を楽しんでいます。その数は毎月延べ100万人程度、年間で1,200万人程度と想定されます。
ジョホールの特徴
ジョホールに住む大きなメリットは、物価が安い事とシンガポールを色々と活用出来る事です。日本との行き来もシンガポール空港を使えますので大変便利です。シンガポールには、日本人医師の病院も数箇所あります。贅沢なショッピングや食事をするならばシンガポールには何でも揃っています。ジョホールにも沢山のインターナショナルスクールがあり、日本のインター校に比べて格安なので子供教育にも適しています。更にジョホールにオフィスを構えてシンガポールを対象としたビジネスも考えられます。日本の若い世代(30-40代)に向いた町と言えます。またジョホール近郊に沢山ゴルフ場があり、グリーンフィは大変安いのでゴルフ好きな方のロングステイにも向いた町です。
イスカンダール地域
2006年にマレーシア政府がスタートした南ジョホール州の経済発展の為の特別指定地域です。中国の深浅市が香港と経済的に一つになる事に大きく発展したケースをモデルにしています。5つの地域に分けられ地域毎に重点産業と起爆的なプロジェクトが計画されています。イスカンダール地域に2010年時点で約180万人の人口がいますが、2025年には300万人に増やすと言う政府の目標があります。また一人当たりのGDPも2010年の17,000米ドルから2025年には31,000米ドルに増やすとしています。事業進出や不動産投資で有望な地域です。
空港
Senai セナイ国際空港
ジョホールバル中心部から北北東へ約22kmの位置にあり、エアアジアが第二の拠点空港としています。航空会社や利用クラスに関わらず有料で利用できるラウンジ(Plaza Premium Lounge)も設けられています。
バス
1.市内路線バス
ジョホールバルのイミグレーションを中心にバスが通っています。有名ショッピングモール等に行く場合はとても簡単に乗り降りができます。
2. Muafakat Johor バス
ジョホールバル市内に走る無料バスサービス。利用するには、Muafakat Johor カードの申請が必要になります。
3.長距離バス(高速バス)
ジョホール州以外にも行ける長距離バスサービス。バス会社も多数あり、料金は行先、バスの種類によります。乗り場はラーキン セントラルが通常ですが、ジョホールバル イミグレーション コンプレックス、JBセントラル駅 からでも利用可能な高速バスがあります。
BRT
ジョホールバル市には現在、電車はありません。車中心の社会ですが、今後は バスラピッドトランジット(BRT)と呼ばれるバス輸送プロジェクトの試験運行がスタートしました。空港はジョホール セナイ空港があり、クアラルンプール、ペナン等にはかなり多くの便が飛んでいます。最近はインドネシアのジャカルタ等に国際便も就行を始めています。イスカンダール計画の発表とともに、今後ますます各地への便が増えます。
ハイヤータクシーと国境越え専門タクシー乗り場で乗車できる貸しきりタクシーと、乗り合いタクシーがあります。シンガポールの国境まで行ける時間短縮型。時間を無駄なく使いたい人には便利。
ジョホールCIQからシンガポール北部ウッドランズにある玄関口のWoodlands 「ウッドランズ・トレイン・チェックポイント」までとなります。本数も少なく、時間もかなりかかるので日帰りではちょっと難しいですが、時間の余裕がある方におすすめです。ジョホール・バル-ウッドランズ間を走るシャトル電車もあります。
詳細はこちら。
ジョホールのLarkinバスターミナルからシンガポールまでノンストップで行くこともできます。バスの運賃は、バスに乗る前に現金で支払います。玄関口に到着しましたらバスを一回下りて、マレーシア出国手続きが終わった後再びバスに乗ります。切符は提示する必要がありますのでシンガポールに到着するまで保管してください乗り込んだバスは、マレーシアとシンガポールの国境の橋を渡り10-15分ほどで、シンガポールのイミグレーションへ到着し、そのままシンガポールの入国手続きを済ませます。
ジョホールには日本の電気、化学、石油関連企業が約90社あり、1,000名程の日本人駐在員が住んでいます。1991年にジョホール日本人会が設立され、1997年には日本人学校も設立されました。最近(特に2010年以降)は、MM2Hを取得してロングステイする日本人や、子供をジョホールのインターナショナルスクールに入れる若い日本人家族も増えています。
上記の通りシンガポールと経済的に強い繋がりがあります。ジョホール州としては、面積が日本の岩手県の1.3倍ほどある大きな州です。(岩手県は北海道の次に大きな県)ジョホール州の人口は約320万人で、州都がジョホールバル市で人口が約90万人です。ジョホール州全体人口の55%(約180万人)がイスカンダール地域(南ジョホール)に集中しています。民族構成は、マレー系が59%で中国系が34%、インド系が7%となっています。
ジョホールは16世紀初めにポルトガルの侵略により滅びたマラッカ王国最後の王、スルタン・ムハンマド・シャーによって建国されました。 マレー半島の他の州が英国の植民地となっていくのに対し、ジョホール王国は独立を維持し、独自の経済開発を進めました。1866年、スルタン・アブ・バカールが王に即位します。政略にたけていたスルタン・アブ・バカールは、マレーシアの他の州が英国植民地になっていくなかでも独立を維持。ジョホール王国独自の経済開発をすすめ、発展を遂げました。そのためスルタン・アブ・バカールは「近代ジョホールの父」と呼ばれています。
ほぼ赤道直下の北緯1度29分に位置するジョホールバルの気候は、熱帯雨林気候(ケッペン気候区分:Af)となっています。 年間を通して気温変化が少なく、一年中多量の雨が降ります。 平均最高気温は約32℃、平均最低気温は約23℃と、一年中気温の高い地域です。
ジョホールバルにはショッピング施設がたくさんあります。JBセントラル(JB Sentral)駅前には大規模なモールが建ち並んでおり、駅施設と直結している「シティースクエア」や隣接する「コムター」はいつもにぎわっています。日本のスーパーチェーン・AEONが大規模に店舗展開しており、東南アジア最大のイケア店舗もジョホールバルにあります。他に、Mid Valley Southkey や TOPPEN Mall, ジョホールバル中心部から離れているところも巨大なショッピングモールが良く見られます。東南アジア発のアウトレットモール、ジョホールプレミアムアウトレットも、ジョホールバル中心から車で約1時間で行けます。
1. トスカ トラットリア イタリアーナ
ダブル ツリー バイヒルト ンジョホールバル
2. ムリガン アイリッシュ パブ
@TROVE Johor Bahru
3. AWAGYU 阿波和牛專門店
4. スアサナ スイート カフェ