空港
1.KLIA:クアラルンプール国際空港(メインターミナル)
各国から航空会社約80社の国内線のほか、国内線(マレーシア航空・マリンドエア)の発着地になります。216か所のチェックインカウンターと約50か所の搭乗ゲートがあり、国際線と国内線が同じゲートを共用できるようになっています。日本への搭乗ゲートは一度エアロトレインに乗り、移動することになります。
*KLIAを利用する航空会社:マレーシア航空、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)
2.KLIA2:クアラルンプール国際空港2(格安航空ターミナル)
格安航空専用のターミナルとして世界最大の規模になります。格安航空会社のエアアジアはクアラルンプールを拠点としており、札幌、成田、羽田、名古屋、関空、福岡までの直行便も運行されています。東南アジア(フィリピン、インドネシア、タイ、バリ島)、オセアニア、中国へ旅行するには、クアラルンプールを拠点とすると大変便利で経済的です。
*KLIA2を利用する航空会社:エア・アジア
3.スバン空港
主に国内線専用の空港となり、主にランカウイ、ペナン、ジョホールなど国内各地に飛んでいます。国際線としては、シンガポール、インドネシアなど近隣国に飛んでいます。
規模がKLIAに比較し小規模になり、場所もKL市内から30分ほどと近くにあるので、国内旅行をする際には、スバン空港を利用する航空会社を利用するのが便利です。
*スバン空港を利用する航空会社:Firefly, Marindo Air, Berjaya航空
1.LRT、MRT、KLモノレール
*左からLRT、MRT、KLモノレールの写真になります
クアラルンプール市から首都圏、郊外にかけて、LRT、MRT、KLモノレールが運行しており、電車利用になれている日本人にとって、移動はとても便利です。LRT、MRTにおいては、通勤時間帯は3分おきくらいに、通勤時間以外でも5~7分おきに頻繁に運行しております。
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2.マレー鉄道(KTM)
マレーシア鉄道公社(KTMB)が運行しているマレー鉄道になります。
時刻表はありますが、時間通りでないこともあるので注意しましょう。ゆっくりと景色を楽しみながら旅をしたい人にはお勧めです!
①KTMコミュータ(KL近辺)
観光人気のスポットであるバツー洞窟まで走っています。KTMコミュータの路線図は下記になります。
②KTMインターシティ・ETS(KL郊外)
KLセントラル駅から、ジョホールやペナンまで鉄道を利用して移動することも可能になります
路線図は下記になります。
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3.エクスプレスレールリンク Express Rail Link(ERL)
一般的にはKLIAエクスプレスと言われており、KLIA2-KLIA-KL Sentral駅をつなぐ特急電車になります。
運行時間:6:00~22:10
KLIA2-KL Sentral間は約40分かかり、ピーク時間は20分、ピーク時間以外は60おきの運行しています。
KLIAエクスプレスとは別にKLIAトランジットの電車は各駅になり、KLIA2-KLIA-Salak Tinggi-Putrajaya & Cyberjaya-Bandar Tasik Selatan-KL Sentralとなり、KLIAとKL Sentralに他3駅に止まります。
KLIA-KL Sentral間の料金は同じになるため、お急ぎの方はKLIAエクスプレスを利用することをお勧めいたします。
料金
KL Sentral-KLIA/KLIA2 |
大人 |
子供(6~15歳) |
6歳未満 |
片道 |
RM55 |
RM25 |
無料 |
往復 |
RM100 |
RM45 |
無料 |
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バス
クアラルンプールでは、電車や車を利用し、バスを利用することが少ないと思いますが、通常のラピットバスの他に、観光用のバス、無料バスなど様々な種類がございます。
1.ラピットバス(Rapid Bus)
クアラルンプールで一般的なバスがラピットバス。
有料になり、料金は移動区間により異なりますが、RM1~RM5になります。
マレーシアは自動車社会で渋滞も至る所であるため、なかなかバスが来なかったり、満員の時は乗れなかったりするので気をつけましょう。
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2.観光バス(Hop On Hop Off Bus)
運行時間:9:00~20:00 、30分間隔にて運行
24時間有効パスを購入し、乗り降り自由に、自分のスケジュールで観光することが可能になります。(チケットはバス内でも購入可)
KLの観光地でもある国立博物館、KLタワー、バードパークなどを巡回するガーデンルートと、KLCC、ブキットビンタン地区を巡回するシティールートの二つがあり、全部で26か所の停留所があります。バスの中では観光案内が9つの言語で聞くことができるので、マレーシアをよく知りたい場合はこの観光バスを利用されるのがお勧めです!
バスはダブルデッカーのバスになり、写真を撮りたいときは2階に、熱くなったら1階はエアコンが聞いているので下に降りたりできます。
観光バスのルート
料金(マレーシア人以外の場合)
時間 |
大人 |
子供(5歳未満) |
24時間有効パス |
RM55 |
RM30 |
48時間有効パス |
RM95 |
RM50 |
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3.無料バス
①クアラルンプール市:Go KL City Bus
*クアラルンプール市の無料バスは紫色のバスになります。
運行時間
平日 : 6:00 ~ 23:00
週末・祝日 : 7:00–~23:00
平日のピーク時間(7:00~10:00, 16:00~20:00)は5分おきに、そのほかは10分おきに運行しています。
GO-KL City Busには4つのラインがあります。
グリーンライン : KLCC – Bukit Bintang
パープルライン : Pasar Seni – Bukit Bintang
ブルーライン : Medan Mara – Bukit Bintang
レッドライン : KL Sentral – Jalan Tuanku Abdul Rahman
GO-KL City Busのルート
②ペタリンジャヤ市
*ペタリンジャヤ市の無料バスは緑色のバスになります。
運行時間
終日 : 6:00 ~ 21:00 (平日は20分おきに運行)
PJ City Busには4つのラインがあります。
PJ01ライン : Taman Medan – LRT Taman Jaya Station
PJ02ライン : LRT Taman Jaya Station – SS2
PJ03ライン : LRT Taman Bahagia Station – SS6 Kelana Park View
PJ04ライン : LRT Taman Bahagia Station → K.G Tunku → SS2
4.長距離バス(高速バス)
マレーシアでは長距離バスを利用して、各都市にプチ旅行に行くことができます。本数も多く、飛行機のように早くチェックインする必要もないため、マレーシア人はよく利用する交通手段になります。ただし、渋滞で時間がかかったり、途中のトイレ休憩時間が長かったりする場合もあるので、急ぎの方はお勧めできません。バスの冷房を調節できなく、非常に寒いため上着は必需品です!
バス会社は数多くあり、バスの種類によって料金も異なります。バスターミナルでチケットを購入できますが、事前に購入した方がバスの種類も選択でき、出発時間もわかるため予定が立てやすいです。
クアラルンプール市で一番大きいバスターミナルはクアラルンプール中心部より南に車で約30分ほどの場所にあるTBSターミナル(The Terminaru Bersepadu Selatan)になります。
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