コタキナバル

マレーシアのボルネオ島北部のサバ州の州都になっています。東マレーシアでは最大の都市です。名前の由来ですが、コタ(Kota)はマレー語で町、キナバル(kinabalu)は、キナバル山のことを指しています。海に面しているのですが、マリンスポーツに適しているようなビーチはなく、沖合にある島へ行って、リゾートを満喫できます。ボルネオ観光の拠点となる町ですので、内陸部にいる少数民族の村へ行ったり、ジャングルや標高4,095mあるマレーシア最高峰のキナバル山へと、数ある観光スポットを存分に楽しめるツアーなどが色々とあります。

19世紀には「アピ」(マレー語で火)、英国領時代には「ジェッセルトン」という名前で呼ばれ、現在はKota Kinabalu(コタ キナバル)の頭文字をとり「KK」という愛称で呼ばれています。(例えばクアラルンプールはKL、ジョホールバルーはJBなどと省略することが多いです)海岸沿いに広がる港町ですので、新鮮な海鮮料理が名物です
コタキナバルの名物朝市。毎週日曜の早朝から昼ごろまで、KKラマ地区のガヤ通りで開催されます。伝統工芸品、生鮮食品、生活雑貨などあらゆるものがそろい、地元の人が多く訪れます。生産者が直接出店しているので、スーパーより手ごろな値段なのがうれしいところ。伝統菓子、茶葉なども売られていて、おみやげ探しにぴったりです。
※金土の夜にはナイトマーケットが開催されます。

気候

熱帯雨林気候に属しており、日中の日射しはとても暑く感じますが、朝晩は涼しくてクーラーが要らないくらいです。気温は、年間を通して平均30度前後です。そして、乾季は、4月~9月頃で、雨季は10月~3月頃となっておりますが、その年によっては変わったりします。乾季だからと言ってまったく雨が降らないわけではなく、突然短時間のスコールがあったりします。また、雨季と言っても、日本みたいに一日中雨降りというわけではなく、曇っていて、ちょこちょこ雨が降るという感じです。

観光

 ラフレシア・インフォメーション・センター 

ラフレシアの花が鑑賞できます。
世界最大の花として有名なラフレシアの花を観賞したいなら、タンブナン・ラフレシア・インフォメーション・センターがお勧めです。但し、ラフレシアの花そのものがつぼみの時期は9か月以上ありますが、開花すると1週間で枯れてしまう貴重な花です。そして花の直径が1mにもなって悪臭がありますが、種類が違うもので少し小ぶりな80㎝ほどのものは、無臭なものもあります。

情報DATA
入館料:Rm100
開館時間:8:00−15:00
Webサイト: ・ラフレシア・インフォメーション・センター