マレーシアはロングステイで住みたい国 No.1 !
一般財団法人ロングステイ財団2019年1月~12月までに実施したアンケートの「ロングステイ希望国・地域2019」」の結果を発表しました。1位は14年連続でマレーシアとなりました。ロングステイ希望国トップとしてのイメージの定着により、幅広い世代に評価されているようです。
ロングステイ財団調べ『ロングステイ希望国・地域2019』」
マレーシアがロングステイの人気先としてよく耳にしますのが、以下の理由になっています。
よく耳にする理由
- 物価の安さが魅力!平均して日本の1/2~1/3程度です
- 政治と治安が長期にわたり安定
- 医療が進んでおり、日本語による受診が可能な病院がたくさんあります
- 英語が良く通じ、現地の人が親日的
- 地震、天災がほとんど無く、一年中温暖な気候で過ごしやすい
- 原発が無い
- 花粉が無い
- MM2Hビザ(長期滞在ビザ)が取得しやすく、政府も強力に推奨
- 多民族国家のため、面白い異文化体験をすることが可能
- 食事も多種多様でおいしく、日本人の味覚に合うものが多い
- マレーシアを拠点に、国内旅行だけではなく、低価格でプチ海外旅行が満喫できる
マレーシアでの滞在目的として、よく耳にすることを以下にまとめてみました。
目的としてよく耳にします。
- 異文化体験したい
- 好きな国に住み日本と違う生活をして見たい
- 避寒や避暑の為
- 身体的な理由(喘息、花粉症、関節炎、リユーマチなど)
- 子供や孫を国際的な環境で育てたい
- 日本の天災や原発被害から逃れたい
- 日本で出来ない資産運用をする為(MM2Hビザが必要)
- 日本国の財政破綻の際の資産防衛の為(MM2Hビザ必要)
夢と希望をもってマレーシアに来たものの、マレーシアが合わないため、ロングスティをあきらめて、ご帰国される方がいるのも事実です。そのようなことにならないように、秘訣をご紹介いたします!
ストレスを少なくし、ロングスティを楽しく送るための秘訣の10か条!
第1条
現地の習慣、ルール、常識を受け入れましょう!同じアジア圏と言えどもマレーシアには日本と違う常識や習慣が沢山あります。日本の常識をそのまま持ち込んでも無理ですし、ストレスが溜まるばかりです。「郷に入れば郷に従え」と言う諺通りです。
第2条
現地の生活に100%の満足を求めないで、60~70%程度で満足する様に心掛けましょう!
第3条
海外で生活する上で、安全、情報、サービスはお金で買うものと言う認識も必要です。日本では安全は当たり前!サービスと情報もただと考え勝ちですが、海外では通用しない常識です。
第4条
マレーシアに住まわせて頂いていると言う感謝の気持ちが重要です。マレーシアに長期滞在する場合、住民税も払う事無く快適なインフラを享受している事になります。
第5条
現地で自分が楽しめる趣味、打ち込めるのも、美味しい食事等を見付けましょう!
(日本の四季や旬の刺身などを求めても無理です)
第6条
日本人でも現地人でも良いお友達を現地で作る事は、ロングステイを成功させる大切なポイントです。
第7条
現地人を信用するのは程々に!マレーシアの人は一般的にフレンドリーで親切です。但し、親切の裏に意図がある場合もあるので全面的な信頼は危険です。50%の信頼と50%のチェック(疑い)と言う意識も必要です。ホテルの部屋での盗難、コンドミニウム内での空き巣の多くは内部スタッフ(守衛や技師など)が関与しています。
第8条
現地人を見下した行動は止めましょう!後進国の東南アジアだし、経済力も低いと言う事で、現地人を見下した行動や好き勝手な行動を取る日本人も稀に見受けます。その様な行動の結果、現地人から嫌われボイコットされるケースも出て来ます。
第9条
お金の使い方はバランス感覚を持って! 節約を心掛ける事は良い事ですが、行き過ぎた行動を取っている人も見掛けます。その様な人は現地人からも良識ある他の日本人ロングステヤーからも顰蹙(ひんしゅく)をかい、嫌われる事になります。「お金は稼ぐより使うのが難しい」とも言われますが、お金の使い方に人柄が表れます。
第 10 条
楽しむ事以外にも何か生きがいを見付けては如何でしょうか?現地でボランテイア活動等を通じて少しでも現地社会に何らか貢献出来れば、きっとマレーシアでのロングステイもより充実したものになるでしょう!また現地の友人も沢山出来る事でしょう!
日本とマレーシアでは習慣、文化、宗教が異なり、日本の常識がマレーシアに来たら通じないことが多々あります。郷に入っては郷に従うというように、マレーシアの風習を受け入れ、理解することが、楽しく過ごすための秘訣です。
日本人には特に気を付けた方が良い注意点をまとめてみました。
1.交通マナーは、歩行者優先でありません!
マレーシアは車優先の社会になります。横断歩道や広い道を渡る時、特に注意しましょう。
2.約束の時間に遅れるのは当たり前です。
現地人とアポを入れた際、時間通り来ない事は頻繁にあります。悪気と言うより20-30分の遅れは許される範囲と言う感覚です。時間を中々守れないのが現地人です。
(プロフェッショナルな人達は別です。)
3.店で釣銭を用意する事は殆どありません。
買い物をした店やタクシーの運転手が釣銭を用意していると思うと何時もがっかりします。常に小額の紙幣や小銭を用意して外に出ましょう!
4.何事にも交渉は当たり前です。
タクシーの運転手、土産物屋、不動産賃貸から購入、全てに現地では交渉が基本です。現地人の言う事をそのまま受けると損をする事が多いので、自分の意見をはっきり言い交渉を遠慮しないで下さい。
5.安全は買うものです。
マレーシア人は用心深いですし、実際空き巣や強盗も統計的に見れば日本より多いので、安全にはお金を使います。(鉄格子、車の盗難予防装置、アラーム設備、24時間の守衛等)安全はお金で買うと言う意識も必要ですし、万が一の事を考え安全対策にはお金を節約しない方が賢明です。
6.情報やサービスもただでありません。
英国の植民地が長かったマレーシアですので、日本以上に契約社会であり、合理的社会の側面もあります。重要な買い物や決定には専門の弁護士、鑑定士、会計士などに費用を掛けても活用する事が賢明です。日本と同じくただでサービスや情報を提供している所は、別に売るものがあったり、隠れたコストがある場合が多いので注意して下さい。
7.現地人のOKは、やりますでは無く、聞きました程度!
マレーシア人は物を頼まれると直ぐにOKと言うケースが多いですが、OKは即実行しますとならない事が殆どです。前述の通り、マレーシアは日本以上の契約社会ですので、重要な伝達、指示、契約は書面で取り交わしましょう!口頭で言った言わないと議論しても効果がありません。
8.宗教は人生で大きな問題です。
現地人の宗教観は、一般的な日本人の儀式宗教的な考え方と全然違います。人生を賭けて宗教を信じている人も多い(特にイスラム教)ので、宗教を批判したりする事は厳禁です。また宗教的な行動(お祈りの時間、断食、食事制限、男女関係など)にも配慮が必要です。
9.マレーシアで有効なビザなしで長期の滞在は要注意。
現在日本人は、ソーシャルビジットパス(ビザなし)で90日の滞在が可能になっております。90日滞在し、マレーシアを出国した後、再びビザなしで90日滞在することは可能になりますが、入国管理局のほうで滞在理由や目的、その証明となるものを要求される場合が多々ございます。証明を出せれない場合、ブラックリストになり将来マレーシアの入国が難しくなるケースもございますので、ご注意ください。