弊社のお客様から頂いたマレーシアでのロングステイ体験談を集めてみました。ロングステイの魅力と滞在された様子がそれぞれの方から伝わってきます。是非ご一読されてみてください。
一般財団法人ロングステイ財団「LONGSTAY」2018春号より
以下抜粋
北陸の冬の冷えたい雪や寂しい寒さが辛く、温暖の地を求めてペナン行きを決めたのがきっかけです。これからは、外国でゆったりと暮らすのも悪くないし、海外から日本を見つめ直すのも意義あるように思います。日本は残念な点もありますが、総じて素晴らしい立派な国だとしみじみ思えてきます。さて、ペナンの一番の魅力はまず人々。イスラム教、仏教、ヒンズー教と色々なのに、宗教争いもなく、互いを尊重して仲良く暮らしています。彼らは謙虚で常にほほえみ合い、譲り合い精神が強いと感じます。人前で傍若無人にふるまったり、大声を出したりするような人たちを見かけません。同じアジア人なのに、中国人や韓国人、そして日本人とも大いに違う印象を受けました。
次に挙げたいのは、料理が安くて美味なこと。和洋中華、韓国、タイ、ベトナムと何でもあり、味付けが日本人の口に合うのです。好き嫌いの多い私は、ほっとしました。また市場へ行けば何でも豊富なので、自炊にも困りません。
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かねてより「ゴルフ天国」というフレーズが気になっていた私は4年前、マレーシアに住んでいた友人を訪ね初めてクアラルンプールを訪れました。そしてマレーシアの雰囲気、街並み、食事などがすっかり気に入りマレーシアでゴルフツアーを開催したいと思い、ご縁のあったコスモスプランさんにクアラルンプール空港から帰りの空港までのツアーコーデネートをお願いしました。 2018年初めてのゴルフツアーはクアラルンプール郊外にあるニライゴルフ&カントリークラブ。コースはフラットでコースコンデションも良く参加者の方々も大満足!
クアラルンプールのゴルフ場で特に気に入ったところはキャディーが予想していたよりもしっかりと仕事をする事、しかも本当に楽しそうに。スタート時間も自由で午前中に1Rして帰る人、午後から1Rする人など時間的にも全く自由。オープンテラスでのランチは日本のゴルフ場では味わえない最高の贅沢!
マレーシアのゴルフツアーは私の生徒さんの間でも評判となり、2019年もマレーシアに決定。
2019年は名門コースをラウンドしよう!という事になり、TPCクアラルンプールの予約を取って頂きました。このコースは世界100選に選ばれたアメリカPGA認定のトーナメントコース。アメリカツアーのコースをラウンド出来るという事で期待をして行きましたが、これが期待以上!クラブハウスの施設が重厚で素晴らしく、ハウス内にボーリング場、ビリヤード、勿論プールも有り、コース内には花々が咲き乱れている。緑のフェアウェイと真っ白な数えきれない数のバンカーと高速グリーン、これが名門コースだと言わんばかり。勿論、難易度が高いのでスコア的には皆さん苦戦してしましたがUSツアーのトーナメントコースを廻れたことに大満足!クラブハウスには歴代の優勝者のパネルが飾ってあったり、レストランもムードが良くとても美味しかったー。全てにおいて最高の体験が出来ました。
先ずはシンガポールに入りシンガポールを観光してからジョホール・バルに入るルート。ジョホール・バルではヨーロッパツアーなどを開催しているホライゾンヒル&カントリークラブでラウンド。このコースもトーナメントコースなのでとてもタフなコースでした。アゴの深いバンカーと池がとてもプレッシャー!マレーシアのコースは自然の地形をそのまま生かして造っている為、素晴らしいコースばかり。流石「ゴルフ天国マレーシア」と実感。それから、なんと言っても驚いたのが街の中にゴルフ場が突如現れるという事。ゴルフ場の隣に高層コンドミニアムがあったり、大きなショッピングモールがあったり、電車の駅がゴルフ場の横にあったりで、これには本当にビックリ!クアラルンプールだと街の真ん中から15分、20分でゴルフ場に到着、日本ではとても信じられない条件で安価にゴルフをエンジョイ出来ます。
私もMM2Hを取得してあります。コロナが落ち着いてクアラルンプールの素晴らしいコースで皆さんと美味しいランチを食べながらレッスンを出来る日が1日でも早く来る事を願っています。
2007 年まで放送局のエンジニアでした。57 歳で定年退職して関連会社に転籍しスカイツリータワーの技術顧問などもやりました。2008 年3 月に同社を退職して、4 月からは鹿児島県にある工業大学で教授として教鞭を執ることにしました。教育に9 年間携わり、2017 年3 月に66 歳で退官。その後は、さいたま市に戻って技術コンサルタント業と講演・執筆業などを始めました。
なぜその地域でロングステイをしたのか、その地域を選んだ理由、また何地域目か
初めての海外旅行は27歳の時のイギリスとフランスでした。変動相場制に切り替えって1ドルが200円位になった頃かと思います。在職中にはヨーロッパ、アジア、アメリカそしてカナダ等多くの場所に出かけました。イエローナイフでのオーロラ観察も楽しい思い出ます。国内外のcruise旅行を始めたのが定年後でした。暫くは船旅にはまっていました。
私のロングステイの始まりは、数回の東南アジア旅行で訪れたマレーシアに興味を持ったのがきっかけです。2016年の秋にマレーシアに長期滞在している方達のお宅を訪問する機会がありました。訪問先は、ペナン、キャメロンハイランド、クアラルンプール、そしてジョホールバルの順でした。皆さんは私の先輩か同年代の方達です。お会いしてビックリしたのは皆さんがハツラツとしていて魅力に溢れた人たちであったことでした。ご自分の人生論をとうとうと語ってくれました。お話をしていても自分流のやり方を実践していることを強く感じた次第です。
帰国の前日に立ち寄ったコンドミニアムの建設予定地やモデルルームには釘づけでした。ホテルに帰ってから不動産屋の社長に電話してもう一度あの物件を見せて欲しいとお願いして、翌朝に再度出向いた次第です。衝動的な決断でしたが、今は2020 年のクアラルンプールのコンドミニアムの竣工を待っているところです。
いつからロングステイをしているのか
最初のロングステイは、2017年夏の1ヶ月間で、そこはクアラルンプールでした。まだ開通したばかりのMRT(電車)が、運よく1か月間は半額で乗車出来ました。ここぞとばかりに区間端からまで移動しました。マレーシアで有名なサテ(焼き鳥風)の店にもトライしました。車窓からの景色と建設工事のクレーンの林立を横目で見ながら活気のある街だと感じた次第です。滞在期間中にはイポーにも足を伸ばしました。クアラルンプールから北に電車で2 時間。事前にチケットを購入しておいたので座席指定で楽でした。イポーでは動植物園の見物、それと温泉にも浸かりました。42℃の温泉があり地元の人には熱いのか、私一人独占して浸かることが出来ました。
第2 回目の滞在場所は、2018 年の1か月間をジョホールバルです。着いたコンドミニアムの周辺は何もありませんでした。実はそのタイミングで数日後に日本での仕事が入り、私だけ3 日間ほど帰国することになりました。インターネットで安そうな航空会社を探しました。ジョホールバルからクアラルンプールまで行って日本に向かいます。ここでビックリ。クアラルンプールには飛行場が2 つあったのです。
私が安いと思って選んだのが、ジョホールバルからスバン空港行きでした。スバン空港は旧国際空港でした。日本に行くにはさらにKLIA(クアラルンプール国際空港)まで移動する必要があったのです。夜にスバン空港に着き、翌朝にはKLIA から日本に出発します。スバンからKLIA までの移動手段を訪ねたところ、バスかタクシーがあるとのこと。バスの出発時間が
23 時、もう数分しかありませんでした。駆け足でバスのチケット売り場に行き、KLIA 行きと伝えたら、23 時を過ぎているからチケットは売れないとのこと。待て待て、私の時計は未だ1 分前であることを告げてチケットをどうにか購入してバスに滑りこみました。たった1 分で高いタクシー利用を選択する羽目になったかもしれません。このときに初めてクアラルンプールには空港が2 つある事を知った次第です。冷や汗ものの学習でした。
この間ジョホールバルで待つ妻は、食事や物品の購入に苦労したようでし た。移動手段が車です。近くのモールへはいつもタクシー、今から考えるとド ライバーの言値で 25MR を支払っていましたから、いつもモールで私たちを見 つけるとニコニコして近寄ってきます。いい客だったのかと思います。ジョホ ールバルのコンドミニアムの良かった点は大浴場があったこと。夕方にはいつ も一風呂浴びていました。
第3 回目の滞在、2019 年1 月には、ペナンを攻めました。日本からペナンへは、クアラルンプール経由になります。この時にはマレーシア航空を利用したおかげで日本からの乗り継ぎは楽でした。ペナンに到着するとコンドミニアムまではタクシーで数十分。運転手には場所を告げたものの車中からの景色をキョロキョロ。滞在中のペナンでは移動にGrabを利用することにしました。これも最初は旨く繋がらなくて地元のインフォーメーションセンターに行き、受付の女性に設定を手伝ってもらいました。マレーシアの人は親切です。ペナンでの移動はGrabですから遠出のときには、スケジュールと場所を入念に検討します。日本からは国際免許を持って来たのですが、自分で運転するよりも呼べばすぐに来るGrabが便利だったと思います。
滞在期間中には隣国のタイ国にも足を伸ばしました。30 数年ぶりのタイは大きく様変わりしてました。今は電車も地下鉄も走っています。TUKTUK(トュクトュク)やバイクの後ろに人を乗せた移動サービスもあります。若い子たちはドライバーの腰にしがみついて移動します。怖そうですがタイの相変わらずのトラフィック・ジャムの対応には一番早い移動手段かもしれません。私は乗りたくありませんが。
第4回目の滞在、2019 年の夏は2 か月間をKL で過ごしました。テレビで日本の気温が40℃近いなどの報道を聞きながら、Malaysia は毎日が33℃くらいでコンスタント、夕方近くにはスコールがあります。これには救われます。雨上がりは多少湿度が高いのですが涼しさは格別です。
今回は初めてのドリアンツアーに参加した。数種類のドリアンが解説付きで次々に出て来ます。私はとても美味いと感じました。KL での生活もだいぶ慣れましたから、近所への買い物や、散策にはMRT や電車を乗り継ぎます。プリペイカードを買って定期的にチャージしておけば電車の乗り降りが凄く便利です。車での移動には、Grab を使います。スマホの設定をUber からGrab に変更しました。私はMalaysia に入国すると、スマホのSIM を街中の携帯店で2 か月分(滞在期間)を購入します。値段は40MR くらいです。設定は店の若い子に手伝ってもらって行います。最近は聞くのが一番早いと思っています
訪馬3回目となる今回の旅は、MM2H取得後初めての旅で11日間の滞在でした。入国時のイミグレではMM2H所有者用の専用ゲートを、長い列の一般ゲートを横目にわずか2-3分で通る事が出来、VIPのごとくの対応に思わずほくそ笑んだものでした。
※マレーシアの鉄道用語に関しては最後をご覧ください。
マレーシアの電車の運行と乗客のマナーに驚き
マレーシアの鉄道に関して出発前は、電車のダイヤ通りの運行、乗車マナー、駅や電車の清潔さ、道床やレールなどの保守点検などに関してネガティブなイメージを持っていました。ところが実際に行ってみると私のイメージは実に勝手な思い込みで、ことごとくひっくり返されたのでした。KL-Ipoh-Butterworth(ペナン)のKTMは1分の遅れもなく出発/到着しましたし、KL市内のネットワークのLRT/MRTの駅構内は実に綺麗でゴミ一つ落ちていません。乗客のマナーも日本と全く同じか、いや、それ以上に皆さん整然と乗降して静かに乗っておられる方々がほとんどでして、車内で撮影するのに夢中でウロウロしていた私が一番マナーの悪い乗客だったと、今になって反省しております。ちなみにKLでは駅の登りエスカレーターは東京と同じく左側に立って、右を急ぐ人のために空けています。すなわち関西と逆です。なんでやろ?
写真左はLRT,右はMRT
写真左はモノレール,右はKTM
今回は、LRTLight Rail Transit (輸送力が軽量級である都市旅客鉄道)、MRTMass Rapid Transit(都市大量高速輸送)、KTMKeretapi Tanah Melayu(マレーシア鉄道公社。1992年に国鉄から鉄道事業を継承。本文中は便宜的にマレーシア国鉄と表記)とモノレールに乗車
さて、今回はKL市内のLRT/MRT/KTM近郊線/モノレールの4つの路線とKTM(マレーシア国鉄)の長距離路線のKL-Ipoh-Penangの特急電車に乗車する事が出来ました。御存じのようにKLでは現在すごい勢いで市内の鉄道網が新規に拡張されています。今回その新規路線の一つで2017年に全線開通したMRTスンガイブロー〜カジャン 線に乗りました。
乗車駅のバンダーウタマ駅はショッピングモールと直結した便利な駅です。IC Cardの”MyRapid
Touch’n Go Card”を購入。タッチレスで改札を通りホームに上がり、まず感心させられたのはホームドアが完備されていたことです。ホームからの転落を防ぐには何よりの設備ですがコストがかかるために日本ではなかなか実施が進んでいないものです。プラットホームも実に綺麗で掃除も行き届いていました。程なくやって来た電車はピカピカの新車で片側3ヶ所の両開きドア車輛です。中のレイアウトは日本の通勤用車輌とほぼ同じです。車内のカラフルで明るい色調は南国ならではの感覚です。
静かにそしてスムースに出発した電車からは眼下にゴルフ場が見え、ちょうどグリーン上ではパッティングをしている人がいました。バーディトライだったのかな?そして建設中のビル群や高速道路のスパゲッティインターチェンジを見おろしながら次の駅に到着です。
電車の運行に驚き
車内ドア上の路線案内板は完璧で、現在の走行場所はリアルタイムでデジタル表記され、自身の降車駅は子供でも分かる様になっています。走行中の車内は、日本ではかつて経験した事のないような静かさでした。次駅、乗り換え案内は自動音声でタイムリーに1度流すだけ。日本の、のべつまくなしに流れ続ける自動音声プラス車掌さんのマイクでの放送はありませんので、おかげさまで鉄道ファンだから感じるのでしょうか、車輌の走行音、カーブでの車輪の軋み音、ノッチオンのモーター音、停車時のブレーキ音などなど車内放送に邪魔される事なくしっかりと楽しく聞くことが出来、これもMRTの素晴らしい乗車体験の一つとなりました。また、他の路線のLRT、モノレールもMRT同様、実に快適でわかりやすく、しかも運賃はとても安かったです
ただ、路線拡張で乗り換え駅が増えたのですが、乗り換えの時の駅構内移動にかなり歩かされるケースが有りました。これは東京や大阪の地下鉄でも一緒ですね。
予約しておいたKTM(マレーシア国鉄)の長距離路線に乗車
7月27日、日本を出る前にオンラインで予約しTicketも発券済みのKTMの特急電車に乗る日がいよいよやって来ました。
KL-Ipoh(イポー)及びIpoh(イポー)-Butterworth (ペナン)間の乗車です。Ipohで一旦下車し有名なモヤシ料理を食べて、今日中にPenangまで行くというプランです。Penangでは、たまたまこの時期孫を夏季キャンプに入れて家族で1ヶ月滞在している義姉夫婦と落ち合う予定です。まずはKLSentral駅08:35発のETS Gold電車に乗車です。出発の1時間近く前にKLSentralに到着した時は、すでに改札には乗客の姿がちらほら見受けられました。大変大きくて立派なKLSentral 駅は、文字通りKLの中心駅で、これから乗車するKTM(マレーシア国鉄)特急や、KTM国際空港線、KTM近郊線、LRT、さらにモノレールが発着している総合駅です。
ちょっと紛らわしいのですが北隣にあるKL鉄道駅(Kuala Lumpur railway station)はかつての中央駅で現在は通常駅で特急通過駅です。出発時刻20分前に改札がスタート。地下の出発ホームにはすでに列車は入線済みです。指定席につくと間もなく定刻通りの出発です。日本の長距離列車同様、音もなく滑るように走り始めます。KL市内の林立するビル群や、並走する高速道路の車列を眺めているうちにやがて近郊の駅を通過する頃にはスピードも随分と早くなります。
KTMはレール幅が1000mmで、日本のJRの在来線の1067mmに比べて若干狭いのですが、走行は極めて安定しています。揺れもほとんどなく120〜130km/hで疾走します。線路施設の架線柱や軌道もよく手入れされていまして、特に道床のバラストは頻繁に交換しているのか、綺麗な灰色でダストや鉄粉の茶サビの付着は見られませんでした。車内の座席は車両真ん中から前半分が全て前向き、もう半分は後ろ向きと言う固定式座席で、私たちの座席は進行と逆の向きで、久しぶりに後ろに向いて走る列車から飛び去って行く窓の外の景色を見て楽しみました。もっとも私は空いてる席に移り、向かってくる景色を動画に収めたりもしましたが。
車内の乗客は、途中停車駅が近づくと荷物をまとめたり周りのゴミを片付けたりと忙しくしています。各車両から2-3人の人たちが降りると、また静かに出発します。ローカルの駅のホームもとても清潔な印象でした。駅近辺にはほとんど家はなくやがてすぐに田園風景が広がり、逆光の中、遠くになだらかな山裾が見え隠れする、そんなのんびりした風景が続きました。列車には車掌さんの他、トイレを掃除する専属の乗務員がいて、途中何回もトイレ掃除をやっておられたのが印象的でした。Ipohには定刻に到着。2時間20分の乗車で運賃は一人 MYR36でした。驚くべき安さでした。
イポー(Ipoh)で、有名なモヤシ料理!
美しい駅舎を撮影した後、ランチを食べに新市街のレストラン”ロウ ウォン(Lou Wong)”を徒歩で目指します。途中横切ったキンタ川では膝上まで水に浸かって魚を網でとっている人を見かけました。街の真ん中で漁をする光景を見るのはもちろん初めての事でした。暑い中ゴロゴロを引っ張りながら、ガタガタの歩道を歩くこと20〜30分。やっとモヤシにありつけたのですが、、、モヤシはモヤシでした。お店はガチャゴチャと活気に溢れる食堂でありました。
イポー(Ipoh)からペナン(Butterworth)へ
Ipoh駅に戻り13:54分発のETS Platinum電車に乗車。午前中のGoldより上級仕様の車輌と言うことですが座席はやはり前向きと後ろ向きとなっています。今回は前向きの座席だったので、落ち着いて車窓を過ぎてゆくカンポンマレーシアの風景を楽しむことができました。Butterworthまで1時間50分、運賃はMYR42です。田園風景の中を順調に進みましたが途中のTaiping駅に近づく頃から雨が降ってきました。Taiping駅は比較的大きな駅のようで、駅前には駐車場もあり幾つかの家屋も散見されましたが、すぐにそれも途切れ田畑や林の中を過ぎると、やがて山々が近づいてきました。
列車は雨の中を疾走します。車内天井部に有るモニタースクリーンでは子供向けのアニメを上映してますが、画面の右部に現在の走行スピード140km/hが表示されていました。Butterworthに近づくにつれて雨はすっかり上がり、大きな川を渡り広大な椰子畑の中を突っ切り、やがて左手遠くににPenang島へ掛かる長い道路橋が見えると、間もなく終点のButterworthです。車内冷房が効きすぎて多少寒かった事を除けば、乗り心地満点の実に快適な列車旅でした。
引き続きButterworth-Penang間のフェリーに30分乗船。16:30分、Penang島に到着。迎えに来てくれていた義姉ファミリーと無事合流できました。なかなか内容の濃い1日でした。Penangでの滞在は1晩だけだったので、コロナが収まった暁にはぜひ再訪し、ゆっくりとPenangを楽しんでみたいと思っております。
2021.01.19 京都精華町 T.M
マレーシア鉄道用語
- LRT = Light Rail Transit (輸送力が軽量級である都市旅客鉄道)
- MRT = Mass Rapid Transit(都市大量高速輸送)
- KTM = Keretapi Tanah Melayu(マレーシア鉄道公社。1992年に国鉄から鉄道事業を継承。本文中は便宜的にマレーシア国鉄と表記)