代表的な観光名所の中から、いくつかご案内します。
ジョンカー・ストリート(Jonker Street)
マラッカで賑わっている場所と言えば、まずジョンカーストリートです。旧市街であり、様々なお店があります。例えば、マラッカの特産品、土産物、骨董品、ファッション、Tシャツ、カフェ、マラッカのB級グルメのホーカー等々。観光客が常に沢山訪れています。また、毎週金・土・日の午後6時から深夜0時まで車両の通行止めをして、パサマラ(ナイトマーケット)も開催されています。
ババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館(Baba Nyonya Heritage Museum)
中国・福建省からマラッカへ渡って移り住んだチャン一族が、1896年に建立して住んでいた家を1985年にそのまま博物館にしました。土地自体は、1861年に取得したことで、外にある看板には1861年と表記されています。現在、7代目が館長になっています。
海峡中国人として渡ってきたチャン一族の当地で生まれた2世チャン・チェンシゥが、マレー系の女性と結婚し、生まれた男の子はババ、女の子はニョニャと呼ぶババ・ニョニャの民族としてこの地でゴム農園の経営をして生活しました。贅沢な造りの家具、調度品等など、とても目を引きます。また、館内にある冊子には日本語で書かれている物がありますので、それを見ながら、ババニョニャの暮らしぶりを実際に見て感じることが出来ます。
オランダ広場 (Dutch Square)
マラッカ観光の中心地的な場所がオランダ広場になります。その名の通り、オランダが統治した時代に建てられた教会、建物が立ち並ぶ場所になります。オランダ広場を起点に周囲にある観光スポットを廻る方が多く、常に観光客が沢山来ています。近くにはマラッカ川のリバークルーズの出発地点もあります。
セントポール教会跡(St.Paul’s Church)
マラッカ王朝を倒し、1521年ポルトガル軍によって建立された教会・礼拝堂です。日本の歴史で、キリスト教伝来というと、フランシスコ・ザビエルと習ったと思います。そのザビエルが、1541年にポルトガルの王から要請を受けてインドのゴアへ行き、その後1545年にマラッカへ到着し、このセントポールの丘に建つセントポール教会を拠点にキリスト教の布教活動や学校も創立したことで知られています。ポルトガルから始まり、オランダ、イギリスという占領時代を経て、宗派が違うために見放され、メンテナンスされることなく朽ち果ててしまいましたが、長い年月を感じさせる史跡になっています。
サンチャゴ砦(Porta de Santiago/A’Famosa)
1511年、マラッカ王朝を倒したポルトガルによって建てられたファモサ要塞の中にあった4つの砦の一つで、現存している唯一の砦が、サンチャゴ砦と呼ばれています。かつては丘をぐるりと囲む要塞の門で、東洋一の強固さを誇った。防壁は19世紀に英国により防壁が取り壊されましたが、石造りの門だけはかつての姿をとどめていて、今に伝えている貴重な中世のヨーロッパ建築のデザインの建造物です。
リバークルーズ(Porta de Santiago/A’Famosa)
マラッカの街を廻って歩き疲れたら、川から街を眺めるのに最適なマラッカのリバークルーズ。もちろん、最初からマラッカの街の川沿いに色鮮やかな街並み(アート)を眺める目的でも最適です。マラッカのリーバークルーズは、人気あるアトラクションの一つです。
昼間に乗るのも良しですが、日が沈んだ後に乗船しても、川沿いがライトアップされていたりしますので、実は夜もオススメなアトラクションにあります。
弊社の支店からマラッカへのツアーもご用意しております
まず、弊社のクアラルンプール支店では、『マラッカ日帰りツアー』、ジョホールバル支店では、『世界遺産 マラッカ・ツアー』をご用意しております。以下のボタンをクリックして頂きますと、それぞれの支店のオプショナルツアーのページに行きますので、そのページにあります『マラッカ日帰りツアー』もしくは『世界遺産 マラッカ・ツアー』の項目をクリックしてご参照ください。
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