タマンネガラ(国立公園)
マレーシアは国土の60%にジャングルがあると言われていますが、マレー半島の中部、パハン州、クランタン州、トレンガヌ州にまたがり、実に総面積が約4,343平方キロメートルの広さの中に、約1.3億年以上の歴史がある世界最古の熱帯雨林がある、タマンネガラがあります。タマンネガラ(Taman Negara)とは、マレー語で、Tamanは、公園、Negaraは国立の意味で、国立公園という意味になります。実は、マレーシアの他の地域にも国立公園の名前が付いた場所はありますが、単にタマンネガラ(国立公園)というだけでしたら、ココを指します。
特に興味深いのは、マレーバクやトラ、アジアゾウ等の各種大型哺乳類、約250種の鳥類、約300万種の昆虫等が生息しています。太古の自然に包まれてのトレッキングや川下り、釣り、動植物の観察などが楽しめる大変人気がある観光地でもあります。
タマンネガラ情報
アクセス:クアラルンプールからタマンネガラの入り口(Kuala Tahan)までは、片道250km、約4時間。
クアラルンプールからパハン州のKuala Tembeling Jettyまで陸路で移動し、Kuala Tembeling JettyからボートでKuala Tahanへ行く場合は、KL – Kuala Tembeling間が約3〜3.5時間、その後のボート移動に約3時間。